1.けもののたべもの
唐突に、この薄暗い部屋に光の筋が差した。光に慣れていない目を思わず瞼で覆う。そして、重い扉の軋む音と、優しい声が重なった。
「兄哥(にい)」
いっそ潰れればいいと思うこの両の瞳をそっと広げれば、声の主はきらきらと光に包まれながら輪郭を現した。昨日読んだ物語に出てきた天の使いは、正しくこのようなかたちをしているのだろう。
「奉孝」
噛み締めるように、久方振りに喉を震わせた。自分の声はこんなだったろうか、と遠くで考えながら。
「また給仕から奪ったのか」
食盆を自分の目の前にかたりと置く奉孝を見遣りながら、呆れるように片眉を上げてみせた。普段の粗末なものとは明らかに違う、豪華なものが並んでいる食盆の上については、敢えて触れない。それはもう、暗黙の了解だった。
「こうでもしないと、兄哥に会えないだろう」
本当はずっと一緒に居たいのに、と俯き加減で続ける弟は自分と同じ丈のはずなのに随分と小さく見えて、頭をくしゃりと撫でた。そしてまだ湯気の残る、恐らく奉孝のものであった筈のそれに箸をつけた。
「奉孝が一緒だと、美味しいよ」
そう言うと、先程までの悲しそうな表情は仕舞われて、代わりにぱっと花開くように笑った。それを見て、自分が生きている事をようやっと思い出す。
この、埃まみれの薄汚れた狭く昏い部屋、此処だけが自分の世界だった。鍵の掛かったこの物置には、最低限の食事を運んでくる奴婢が一日に二度来るだけで、後は何の接触も、日を見る事すらない。その奴婢ですら、自分を恐しく醜い獣でも見るかのような態度で、そそくさと去ってゆく。時折親の目を盗んでは会いに来る奉孝が居なければ、自分はとうに狂っていたか、死んでいただろうと思う。
この何もない黒い空洞のような部屋と自分にとって、奉孝だけが全てだった。
2.呪われし色
張られた右頬がまだ熱を持っている。しかしそんな事を構っていられない程に、頭に血が上っていた。廊下を荒らすように走るわたしの腫れた頬とこの形相を盗み見た僕婢達が、ひそひそと小声で何かを言い合っている。内容はおよそ検討がつく、「なぜご子息は未だ呪われたあれに執着なさるのか」だろう。身分も価値もない下僕共にすら、我が兄はそのような扱いを受けている。全員を今この場で斬り棄てたいと強く思ったが、結局のところ父母が死なない限りは同じなのだ。
親殺しは万の罪よりも重い。そのような事、儒を刷り込まれていない赤子にすら分かる。口内に鉄を感じてやっと、長いこと唇を噛んでいた事に気づいた。わたしは兄がこんなにも大切なのに、あのやさしい兄の為に何ひとつ出来ない。自分の無力さに、もう一度血の味を広げた。
「お前、昨日また離れに行っただろう」
「それが何か」
厳格な父はしかし模範的なわたしに手をあげる事はほとんどない。ただ、兄についてだけわたしの行動は父母の望む行動に反しており、今また乾いた音を立てた。
「あれに近寄るなと散々言っているのに、何ゆえ守らぬ」
殴られた反動で乱れた髪が肩から滑り落ちる。鈍い痛みが競り上がるが、それが何だというのだろう。わたしの兄哥の痛みは、こんなものに遠く及ばない。
「わたくしの、たった一人の兄上だからです」
怒りに戦慄き瞠目した父の瞳孔に、ひどい貌をしたわたしが映っている。親に向けているとは思えない挑むような眼差しは、父と同じ墨の色をしていた。
「わたしの目が青ければよかった」
もう一度同じ場所を叩かれたが、今度はもう痛みなど感じなかった。ただ、兄に会いたいと思った。
その頃のわたし達は、十三に満たない齢だった。
3.不幸のはじまり
望まれて産まれた子は双子だった。双子は吉兆の証と慶んだのも束の間で、一方が見開いた目はおぞましい程の青だった。西胡の呪いか凶事の兆しかと、父親は青目の赤子を殺そうとした。だが黒目の赤子が青目の手を握ったまま決して離そうとしなかった為、青目は自分と同じ黒目を持つ我が子の身代わりとなって禍を受けているのだと確信し、青目を生かす事にした。
しかし、呪われた生き物に代わりはない。父親は生後間もない青目を離れの蔵に幽閉した。以後、子が独り立ちするまで閉じ込め続け、元服の式典が終わったのちに殺めようと決意する。
だが数年後、婢が下手を打って子に青目の存在を知らしてしまった。以来、子は事あるごとに青目との逢瀬を繰り返し、仕舞いには蔵から引っ張り出そうとさえした。子は法家の家系である郭家の跡継ぎに相応しい才覚の持ち主であるにもかかわらず、青目の事に関してだけは事ある毎に反発し、頑なに自分の主張を繰り返す。父には子の心持が分からなかった。ある時、このように諭した事がある。
「あれはお前の凶事の全てを引き受ける“贄”なのだ。近付けばお前に災いが降りかかるぞ」
子は、恐れを抱き青目を遠ざけると思いきや、大粒の涙を零して一層青目に寄るのだった。父母は、青目に対し何ゆえ子があのように執着するのか分からず、異質なものに見えて仕様がなかった。それすら呪いの一種なのではないかと、子を母屋から出れぬようにした事もあった。
父も母も、青目が人間であるなどとは露ほども考えず、まして腹を痛めて産み落とした我が子などとは微塵も思っていなかった。
4.黒目の涙
あれから十日ほどして、奉孝はやってきた。親から会ってはいけないと厳命されているのは察知しているし、それに抗ってまで来てくれている事も知っている。だが子は親に勝れない。奉孝が自分の前に姿を見せ続けてくれる保証など何処にもないのだ。それを理解しているから、突然光の筋ができた時は本当に驚いた。とても朧気なこの光は恐らく月光で、だから今は夜なのだろう。
「奉孝……」
声を出すのも当然ながら十日ぶりで、この部屋のあまりの埃っぽさに思わず咽る。奉孝が来るのなら、掃除のひとつでもしていれば良かった。せっかく無理をしてくれているのだから、せめて少しでも快適に過ごしてもらわなくてはならぬのに。散乱した退屈凌ぎの冊書を慌てて退けて、奉孝の為の座を敷いた。しかし、奉孝は扉の前に立ったまま動こうとしない。
「どうした?」
平生と様子の異なる奉孝に、呼ぶ音に不安が混じる。「もう此処へは来ない」と宣告される夢なら何度だって観てきている。ああ、ついにこの日が来たのかと、視界が昏くなった。
「兄…哥……」
月明かりの逆光が霧散してゆく。奉孝は、泣いていた。
奉孝はよく笑い、そしてよく泣く弟だった。何を泣いているのかは一度も言わなかったし、自分が訊ねた事もなかった。だが、奉孝は嗚咽を漏らしながらただ一言、口にした。
「わたしの、目が、青ければ……!」
尚も奉孝は嗚咽を繰り返す。その真っ黒な瞳から零れ落ちる涙は、とても神聖なものに見えた。
そのような事、考えもしなかった。なんて奉孝はやさしいのだろう。だから、潤んだ黒い瞳の持ち主が奉孝で良かったと、心から思った。
頬を打たれた跡がある。きっと奉孝の父親の仕業だ。奉孝の父母が自分の父母だと考えた事すらないし、最早そのような事実はどうでも良かった。ただ目の前の奉孝だけが大切で、その奉孝が泣いているのがとても悲しかった。
「おいで」
ふらつきながら自分に寄りかかった奉孝を、ぎゅ、と抱き締めた。この腕にうまく力が入らないのを悟られてはいけない。またやさしい奉孝を悲しませてしまう。もっと食べて、身体を動かさなくては。この身は生きなくてはならない、ただ奉孝の笑顔の為に。
なあ奉孝。おまえはきっと信じないだろうけれど、わたしは奉孝の贄でよかったと、ほんとうにそう思っているんだ。おまえのしあわせこそが、わたしの幸福だから。
5.優れた嫡男
本来十を数える齢になれば、家を出て学舎に入り、師の下で六書と計数を学ばなければならない。しかしわたしは、この邸から離れる事を拒否した。当たり前だ、兄を一人にできる筈がない。意外にも父母はそれを許可し、十五を超えた今もわたしはこの邸の中で暮らしている。恐らく、兄と離れてしまう事でわたしに災いが降りかかるかもしれぬとでも思い込んでいるのだろう。いっそそうなればいいとすら思うが、そもそもそのような迷信自体、わたしは信じていない。
だが、父母の心持が全く分からないでもないのだ。母は高齢でわたし達を産んだ。年老いた母にもう子を為す力はないだろう。わたし達が唯一の嫡子なのだから、大切にするのは当然だ。ならば本来後継者である兄こそ寵愛すべきなのに、目が胡の風合いをしているという理由だけで、呪われていると騒ぐ。昔、兄と同じ瞳の色をした西胡の女を婢妾(ひしょう)にと買い、後に殺してしまった事があるらしく、その呪いだと父は項垂れていた。……くだらない。
師の教本を写した写本の数がまた増えてきた。早く兄に届けたい。あの小屋の中が全てである兄にはせめて、学問の世界を広げて欲しい。兄はわたしなどより余程聡く才がある。本来、あのような場所に閉じ込められ続けるべき人ではないのだ。それに、兄に学問と教養を身につけてもらうのには別の理由もあった。
兄は驚くほどの速度で書簡の中身を取り込んでゆく。「面白いな」と笑いながら。早くあの不器用な笑みが見たい。その為なら、何度父に打たれようと会いにいけるのだ。
6.寂しさなど
このところ奉孝が姿を見せない。何かあったのかと心配するも、そもそも自分がこうして変わりなく幽閉されている時点で、奉孝の身に何も起きていない事を知る。遂に自分に飽いてしまったのだろうか、自分が何か嫌われる事をしてしまったのか。答えの出ない感情の渦を遣り過ごそうと、息を吐く。奉孝からもらった書物は全て暗記してしまった。
「さみしい」
掠れた声は響く事さえないまま地に落ちた。小さく口にすれば、余計に虚しさが募る。外に出たい。外に出て、奉孝に会いたい。外へ外へ外へ。
この重い扉を開けようとしても鈍い音を返すだけなのはとうに知っている。それでも叩かずにはいられなかった。何重にも掛けられた鍵と鎖が扉越しにじゃらじゃらと不快な悲鳴をあげる。構わず拳を振り上げていると、動かす理由のない身体は衝動に耐え切れず膝をついた。へたり込んだ先を見回せば、暗い暗い小さな世界の全てがある。今、自分はたったひとりだ。
がり、と爪を噛んだ。
7.さいごの来客
今宵は十九の最後の夜。
この闇が明ければ弱(ジャク)となり、元服の儀を執り行う手筈となっている。午の刻に入ったのを見計らい、そっと牀榻を抜け出して静まり返った回廊を慎重に通り抜けた。美しく整えられた庭園の先に、廃屋にしか見えない古びた蔵がある。ちゃり、と懐に仕舞ったいくつもの鍵のぶつかり合う音が、歩みを進める度に小さく鳴った。懐の中に手を入れ、それをぎゅうと掴む。父母の管理するそれを手に入れるのに随分と手間取って、結局幾年もの歳月を要した。こんなちっぽけなものが兄を散々に苦しめたのかと思うと、つい握り締める指に力が篭る。
父母を油断させる為、此処へは六月も足を踏み入れていない。ひんやりと湿った秋の夜風が肌を撫ぜた。兄はどうしているだろうか、逸る心を抑えきれず鍵穴を半ば無理矢理に抉じ開けた。
「兄哥」
兄は座り込んだまま首だけをこちらへ向けて、唇を戦慄かせていた。
「奉、こう……」
ああ、兄は寂しかったのだ。ずっと独りきりで、私を待っていたのだ。結び合った指先から兄の孤独の全てを吸い上げてしまえればいいのに。兄は私の名を繰り返し口にしながらしがみ付き、私は兄の冷えた身体を温めようと力を込めた。兄のこころが流れて来る、また私は眦に水を溜めた。
「兄哥、明日は私達が生を受けた日だ」
「ああ、そうだな」
「兄哥は明日、私の元服の儀が終われば殺されてしまうだろう」
「そうか」
兄は表情一つ変えなかった。ずっと昔から覚悟をしていたのだろう。だが、私はそのような覚悟をした事など、一度だって無い。
「兄哥」
じゃら、と懐から鈍く輝く鍵を取り出し、兄の細い掌に乗せる。
「自由になって」
兄の宝石のような双眸が、零れ落ちそうなほど見開かれる。
「これは……どう、して……」
兄は有能だ。私はありとあらゆる物事や学問や教養を書簡にしたため、兄はそれを全て飲み込んだ。どこへ行っても生きてゆけるだろう。私達は明日で弱、大人になるのだ。だから。
「逃げて、兄哥」
8.遙か彼方の
手渡された鍵はあっけない程に軽く、ちっぽけなものだった。これを手に入れる為に奉孝はどれだけの対価を払ったのだろう。いつもは食事を運ぶ奴婢に開けさせて、逢瀬を終えるまで奴婢が外で見張っていたものだが、今は二人以外に何の気配もしない。そしてこの鍵は奉孝の父母が保管していた筈だ。
「兄哥がしばらく身を隠せる場所を作っておいた。でも、その後は穎川から離れた方がいい。この家はわたしが何とかするから、心配しないで」
ところどころ錆のある鍵をじっと見つめながら、ぽつりと呟く。
「奉孝は、一緒じゃないのか」
奉孝は途端に眉を下げ、俯いてしまった。弟を困らせるつもりではなかったのに、自分は失敗をしてばかりだ。このところ、会う度に奉孝を泣かせてしまっている。
「……でも、生きていたら、きっと会える。私はそう信じている。」
きゅっと上げた貌に涙はなかった。意思の強い、漆黒の瞳。ああ、奉孝はもう、大人になるのだ。そして、自分も。
「今まで、私などには想像を絶する苦痛の中で生きてきたと思う。だからせめて、これからは自由になって欲しい。何にも縛られず、陽の当たる外の世界で」
外。光の世界。奉孝の居ないせかい。うまく、想像ができない。
「兄哥」
奉孝がゆっくりと自分の手を引いて、それにつられるように歩き出す。そして奉孝は無言のまま扉を押し開けた。視界が、ぱっと広がる。暗闇に浮かぶ星月と、生い茂る樹木と、頬に触れる風。
「本当は、陽の出ている刻が良かったのだが」
それでは隠れて連れ出せぬから、と残念そうに続ける声を遠くで聞きながら、自分はただ立ち尽くしていた。これが、世界なのか。阿呆のように口を開けて瞠目している自分を、奉孝が悲痛な面持ちで見つめていた。
「ありがとう」
呼吸をするように、するりと風に乗った。思えば、奉孝には散々世話になっておきながら、礼のひとつも言った試しがなかった。「うん」と繰り返しながら自分に寄りかかる奉孝は、背景ごとぼやけて歪み、どんな表情をしているか伺えなかった。だがきっと笑ってくれている。自分の大好きな、あの笑顔で。
「私は一緒には行けないけれど、こころはいつも傍にあるから」
9.そして名前を
天は高く、陽は眩しい。立ち上がる度にぐらりと眩むのは、恐らく一生ついて回るのだろうと思う。
「行くのか」
「ああ、世話になった」
奉孝がどういう伝手で見つけ、どのように話をつけたのかは知らない。ただ、奉孝以外誰もが怯えたこの両の目を逸らす事なく真っ直ぐに見つめてから、「あんたが兄貴か」と迎え入れた。
姓を戯、名を志才と言うらしい。
使われないまま弱りきった脚の機能を回復する事から始め、生きていく為の営みをこの男から教わった。何者なのかは知らないし聞かなかったが、昼はいつも邸におらず頭が切れるのは分かるので、役所かどこかの文官なのだろうとは思っていた。
いつまで居ていいのかと問うと、「あんたが飽きるまで居ろ」と返され戸惑ったのを覚えている。「今まで自分の意思で何かを選択した事などないから、分からない」と言うと、困ったように頭を掻いてから「その内、嫌になるほど取捨選択する事になるさ」と独特の笑みを零した。
志才の邸は居心地が良く、夜中に飛び起きて突然閨に転がり込んでも、志才は何も訊かずただ傍に居てくれた。志才と自分は他人なのに、志才は何故こんなに自分に良くしてくれるのかと問うた事がある。奉孝との契約がどのようになっているのかを教えてくれるものと思っていたのだが、応えは全く異なるものだった。
「自分が認めた仲間や友には優しくなれるものだ」
ならば、自分は志才と友達だと思っていいのだろうか。志才はただ、茶がかった黒目を細めて笑っていた。
結局、ここで三度目の春を迎えた。
あれを持っていけこれを持っていけと、志才が色々と詰めてきたせいで結構な大荷物になってしまった布袋を、背負うように肩口に乗せる。二年前の自分なら間違いなく持てなかっただろう。ふと腕を見ると、あの頃よりは太く焼けている気がした。
「そう言えば、まだ訊いていなかったな」
「何をだ」
振り返ると、見慣れすぎたぼさぼさに跳ねた土色の髪とだらしのない服装。異形の藍を臆さず見返す双眸は、存外に真剣だった。
「あんたの名前だ」
そう言えば、そのようなものは存在しなかった。奉孝は自分を兄と呼ぶし、志才はあんたと言っていた。それに疑問を持った事など、ただの一度もない。
今の今まで、自分には名すら与えられていなかった事に、気づかなかった。
「……無い」
声が少しだけ震えた気がする。志才はそれに気づいたのか、空いた方の肩をぽんと叩いた。
「郭嘉」
「それは、弟の名だ」
「だが、あんたの名でもある」
「……何故」
せっかくきっちりと結ったというのに、ぐしゃぐしゃと掻き回される。文句を言おうにも、そのあまりに優しげな笑みに、どうしようもなく息が詰まった。
「あんたは奉孝の半身で、二人でひとつの存在だからだよ」
多分、人目も憚らず声をあげて泣いたのは、人生二度目で、そしてこれが最後だ。
奉孝。俺も奉孝なのだと志才は言った。俺の大切な半身。
「奉孝に生かされた命だ、全ておまえの為に使おう」
いつか、おまえに会いまみえるその日まで。
※奴婢・撲婢・婢妾・婢……全部使用人の事。但し、「婢妾・婢」は女を指す。
※弱……20歳成人の事。元服の式典時に「弱」の冠を被って祝う事から。女子は15歳で成人。
作成日: 2008/10/02
私の妄想大爆発、兄貴=GR・弟君=Rです。元々漫画の予定だったものを文章変換しているので、プロット風味。漫画の時点ではもうちょいドライだったのですが、文にしたらすごく気持ち悪くなりました。何このベタベタ兄弟。最後のは蛇足なのですが、志才さんはお友達なのでカプじゃないです多分きっと。ちょっと救いを作ろうとしたらこれだ。
ツッコミどころ満載だと思いますが、矛盾なきようにする色んな説明と背景までガンガン省く始末なので、各自補完して頂ければ……すみませ、ん。
サブタイトルは全て100のお題より。本当は他にもありましたが、色々端折りました。機会があれば、追々。