01.お名前と攻受を教えてください。
- 曹操
- 「曹操、字は孟徳だ。この場合『攻』という表現になるな」
- 郭嘉
- 「郭嘉、字は奉孝。何の事か分かりませぬが、殿とは違う方なのですか?」
- 曹操
- 「ああ、お前は紛う事なき『受け子』だ」
- 郭嘉
- 「………うけこ…?」
02.国を教えてください。
- 曹操
- 「漢だ。……今は、な」
- 郭嘉
- 「漢に仕える身だが、もし殿が王になられるならば、私はその国に仕える。殿がおられる所、それが私の居場所だ」
03.相手への恋心に気づいたのはいつでしたか?
- 曹操
- 「うーむ、最初に出会った時から気に入っておったが……いつだろうな?」
- 郭嘉
- 「初めて謁見した折に『この方こそ私の主だ』と決めて仕官したのだから、初見から余程殿に惹かれたのは事実だが、恋慕となると……分からぬ」
04.同性に目覚めたのはいつの頃からでした?
- 曹操
- 「目覚めるも何も、特に珍しい事でもなかろうに。な?」
- 郭嘉
- 「殿と同じにしないで頂きたい!私は同性になど興味ないですし、妻以外の女に手を出す気もありませぬ!」
- 曹操
- 「相変わらず潔癖だな、奉孝は……して、何ゆえ私と情を交わした?」
- 郭嘉
- 「そ……ッ!…それ、は……」
- 曹操
- (愛いやつ)
05.相手に女の子の恋人(妻)ならいてもいいと思いますか?
- 曹操
- 「互いに妻子はおるし、今更だな」
- 郭嘉
- 「妻がいるどころか……(冷ややかな目)」
- 曹操
- 「妻妾を何人囲おうと子さえ遺せば良かろうに、何をそんなに怒るのだ?」(※儒教的観点)
- 郭嘉
- 「私は怒ってなどおりませぬが」
06.相手からどんな匂いが香りますか?
- 曹操
- 「よほど湯殿に入るのが好きなのか、湯上がり独特の香りがする事が多いな」
- 郭嘉
- 「いつもいつも、殿が私の肌を汚すからでしょうが…!」
- 曹操
- 「そうだったか?」
- 郭嘉
- 「………。策を練るのに夢中で、身体が墨にまみれる事も多いしな。殿はいつも、流行の香を焚きつけ纏っておられる」
- 曹操
- 「気に入ったものは貸す事も多いな」
- 郭嘉
- 「ええ、そうですね。私はそういった事に疎いもので」
07.公の場ではどちらの立場が上ですか?
- 曹操
- 「私だ」
- 郭嘉
- 「公の場でなくとも、殿だ」
08.主君と恋人、どうしてもという選択にせまられたら?
- 曹操
- 「この場合、我等はどう答えれば良いのだろうな(笑)」
- 郭嘉
- 「主君としての曹孟徳と、情人としての曹孟徳との選択ならば、迷わず前者を選びます」
- 曹操
- 「ほう、お前らしいな。私はどうするか……あえて愛に生きてみるのも悪くあるまい」
- 郭嘉
- 「殿らしくない回答にございますね。覇業より恋情ごときを選択するなどと」
- 曹操
- 「そうか?」
09.敵同士に別れてしまったら、どうでしょう?
- 曹操
- 「この場合、お前が曹魏を去り、蜀呉にでも仕官したと仮定すれば良いのか?」
- 郭嘉
- 「どう考えてもありえぬ事ですが」
- 曹操
- 「まあ良い。そうだな……どのような手を使ってでも、連れ戻すな」
- 郭嘉
- 「殿の元を去ったという事は、殿の為の献策をせぬ無能になったという事です。そのような者を連れ戻しても無駄というもの。どうなさるおつもりです」
- 曹操
- 「私以外の者を慕う姿を見るぐらいなら、私の傍に閉じ込めておくまでだ」
- 郭嘉
- 「あなた様は、才しか愛せぬお方なのに?」
- 曹操
- 「……お前はまだ、私を理解しきれておらんようだな」
10.二人の関係が周りに知られそうになったことはありますか?
- 曹操
- 「別に隠してなどおらんしな」
- 郭嘉
- 「少しは自重してください!将や文官からのみならず、兵卒からでさえ妙な目で見られる事が増えたのですぞ…!」
- 曹操
- 「それは、お前自身の問題だと思うがなあ…」
- 郭嘉
- 「は?」
- 曹操
- 「女は抱く度に美しくなってゆくだろう」
- 郭嘉
- 「……この話とどういう関係が?」
- 曹操
- 「お前は本当に千里眼を持っているのか?」
- 郭嘉
- 「………?」
11.告白の言葉を教えて下さい。
- 曹操
- 『今宵は同衾しようぞ』
- 郭嘉
- 「仕官し立ての頃ですな。あの折は大変な栄誉だと内心感激に打ち震えたものです。……しかし、ただ寝所を共にするだけではないと知った時は恐怖でしたが」
- 曹操
- 「お前が泣いて嫌がった時、私がどれだけ動揺したか知らんだろう」
- 郭嘉
- 「動揺などされておらぬくせに…!」
- 曹操
- (まったく、色恋についてだけは私の意を全く解さないのだからな)
- ※当時、君主と同じベッドで寝るというのは大変な栄誉であり、友情の証でもありました。
- なので、やらしい方面で考えてなかった郭嘉の意識の方が正常。
- 郭嘉
- (…私はいつ告白などしたろう。……し、褥でうわ事のように言っただけか…?!)
- 郭嘉
- (いや、そもそも殿が最初に申された『同衾しよう』こそ告白であるはずがないッ)
- 郭嘉
- (ならば、我等は言葉を交わす事なく今に至るわけか……!)←驚愕
12.相手との初接吻の想い出は?
- 曹操
- 「初めて共に寝たその時だな」
- 郭嘉
- 「何事かと驚いたものです」
13.二人きりのとき、どこで過ごすことが多いですか?
- 曹操
- 「常に虎痴や護衛がおるからな、厳密に二人きりというのはあまりないが」
- 郭嘉
- 「そうですね。閨より出でて、許将軍とすれ違う時の気まずさといったら……」
- 曹操
- 「あいつはそんなもの、大して気にせんよ(笑)」
- 郭嘉
- 「私は殿と違って許将軍と親密ではないのですっ」
- ※虎痴=許チョ
14.嫉妬するのはどんなとき?
- 郭嘉
- 「殿は悋気など起こされぬでしょう」
- 曹操
- 「ん?何故そう言い切れる?」
- 郭嘉
- 「そのような事よりも、もっと大切なものがおありですから。ご自分のものにならぬ蜀呉の人材になら、嫉妬される事もありましょうが」
- 曹操
- 「ははは。それとこれとは話が別だ。お前は頼りないからな、いつも悋気しておるぞ」
- 郭嘉
- 「また、そのような……」
- 曹操
- 「信じぬのか?」
- 郭嘉
- 「殿からすれば私など、取るに足りませぬ」
- 曹操
- 「……なかなか通じぬな、お前には」
- 郭嘉
- 「?」
- 郭嘉
- 「殿には妻妾や贔屓の臣下が大勢おるから、いちいち悋気していては身が持たん。……とは言え、何も感じるなと言われても無理な話だ」
15.相手を泣かせたことはありますか?
- 曹操
- 「いつも泣かせておるぞ(にやにや)」
- 郭嘉
- 「………!わ、私が殿を泣かせるなど畏れ多い」
16.では、相手に手をあげたことは?
- 曹操
- 「ない……よな?」
- 郭嘉
- 「はい。私は聞くまでもないだろう」
17.他の人に言い寄られて困ったことはありますか?
- 郭嘉
- 「言い寄られて困る方なら、それは曹孟徳ではない」
- 曹操
- 「その通りだな(笑)お前も言い寄られる事が多かろう」
- 郭嘉
- 「?私にはありませんが」
- 曹操
- (女官にも将にも大人気なのだがな。天然だな)
18.戦中ずっと会えないとき、寂しさをどうやってまぎらわしていますか?
- 郭嘉
- 「勝つ事だけを考えておるゆえ、寂しいなどという感情は沸かぬ」
- 曹操
- 「そうだな。会いたいとは思うがな」
- 郭嘉
- 「私もです。窮地に陥った時は特に、殿ならどのような機転を働かされるだろうと」
- 曹操
- 「お前は本当に、戦が好きだな(苦笑)」
- 郭嘉
- 「はい。これだけしか、殿の覇業に貢献できるものがございませぬゆえ」
- 曹操
- 「…………」
- 郭嘉
- 「何か?」
- 曹操
- 「いや、」
19.相手の髪型はどのようなのがお好みですか?
- 曹操
- 「以前の長い漆黒の髪は美しく気に入っていたがな。今も悪くないぞ」
- 郭嘉
- 「ありがとうございます。殿はよほどこの型が気に入っておられるのか、違う形を見たことがない」
- 曹操
- 「昔は短かったんだがな(笑)」←※真島R曹操
20.乱世で無かったら恋人との関係は今と違ったと思いますか?
- 曹操
- 「治世の能臣らしいから、私は漢の臣ではあると思うが。お前はどうだろうな」
- 郭嘉
- 「私は頴川の隅で役人をしている事でしょう。昔のように」
- 曹操
- 「ならば、そこから私が引き抜こう。さすれば今と同じだ」
- 郭嘉
- 「見つけてくださいますか?」
- 曹操
- 「お前は有能だからな、私の耳に届かぬはずがなかろう?」
- 郭嘉
- 「……はい」
21.相手に言われて印象深かった言葉は?
- 郭嘉
- 「多くありすぎて、どれを選べばよいのか分からぬが、やはり」
- 曹操
- 「最初に会った時の『あなたこそ、まことの我が主君です』」
- 郭嘉
- 「同じく、『お前こそ、我が覇業を成す者だ』」
- ※史実に勝る萌えはないという話
22.二人で訪れてみたい他国はありますか?
- 曹操
- 「江東の豊かな土地で、のんびりしてみたいものだな」
- 郭嘉
- 「それもいずれ、“他国”ではなくなります(にっ)」
- 曹操
- 「……そうだな(にや)」
23.二人の仲が引き裂かれてしまいそうな危機はありましたか?
- 曹操
- 「ないな」
- 郭嘉
- 「はい」
24.相手にどんな我が侭を言ったことがありますか?
- 曹操
- 「たくさんありすぎる(笑)」
- 郭嘉
- 「私は我侭を言える立場にない」
- 曹操
- 「もっと我侭を言って良いのだがな?私は受け止めてやれるぞ?」
- 郭嘉
- 「では、毎日きちんと仕事をなさってください」
- 曹操
- 「……それは、我侭ではないから、聞けんなあ……」
- 郭嘉
- 「殿ッ!」
25.二人で町に出かけたら相手に何を買ってあげますか?
- 曹操
- 「二人きりというのはあまりないがな。ああ、変装して城下に行ったな!」
- 郭嘉
- 「ええ、止める私ごと無理矢理……」
- 曹操
- 「民の生活水準をこの目で確認するのも、君主の仕事よ。……そうだ、そこでお前の冠と外套を買ったのだ」
- 郭嘉
- 「ご自分の思い描くものがないからと、図面まで描いて特注されたのでしょう」
- 曹操
- 「そうだったな」
- 郭嘉
- 「兵法だけでなく、詩作に建築、碁や服飾……どこまで万能なのです、殿は」
- 曹操
- 「褒められているはずなのに、呆れられているように感じるのは気のせいか?」
- 郭嘉
- 「気のせいです」
- 曹操
- 「そういえば、お前からは何も貰っておらぬぞ?では何か買ってもらうとしよう」
- 郭嘉
- 「ちょ……殿!もう護衛なしに城下を歩くなど……!!」
26.共に暮らせるなら暮らしたいですか?
- 曹操
- 「共に暮らすとは、夫婦のように一つ屋根の下で暮らすという事か?」
- 郭嘉
- 「という意味合いにございましょうな」
- 曹操
- 「忙しすぎて、滅多に邸に戻れんからな……それが良いかどうかは分からんな。私が丞相でないなら、それもまた良かろうが。主でない私に郭嘉はついて来ぬよ(笑)」
- 郭嘉
- (……また、そう勝手に決め付けられるのだから)
27.相手と一日身体が入れ替わってしまったら、どうするでしょう?
- 郭嘉
- 「困る」
- 曹操
- 「それはそうだが(笑)久々に用兵できるなら、それはそれで愉しいやもしれぬ」
- 郭嘉
- 「殿はいいでしょうが……私は政務など興味がないので分かりませぬ。文若殿が近くにおられるなら、文若殿に事情を話して頼る。それしかあるまい」
- 曹操
- 「互いに、仕事の事しか考えぬのだな(笑)」
28.相手が一日子供に戻ってしまったらどうしたいですか?
- 郭嘉
- そのような事が公になれば、反曹派の者に暗殺されるやもしれぬ。それだけではない……他国にでも知れれば、これ幸いと攻めてくるであろう。そうなれば曹魏は……!!(グラグラ)」
- 曹操
- 「落ち着け、例え話だ(笑)奉孝が子供になったら……そうだな、イタズラするかな」
- 郭嘉
- 「わっ……私はお稚児ではございませぬ!」
29.相手が記憶喪失に!あなたは?
- 曹操
- 「もう一度始めからだな。仕官したくなるような主になるだけの事」
- 郭嘉
- 「軍師としての思考を失っておらぬなら、きっとまた曹公に仕えるでしょうな。……殿の記憶が失われたら……困ります。覇業さえも忘れられたなら、我等がここに居る意味さえ、失われてしまう」
- 曹操
- 「もし、どうやっても私が大望を忘れた腑抜けのままならば、どうする?」
- 郭嘉
- 「意思を継ぐ者を代わりの主とするまで」
- 曹操
- 「ではお前は、私ではないその者を主として仰ぐ事ができるのか?」
- 郭嘉
- 「私は殿の覇業を完成させる為にここに居ります。曹孟徳の覇業は、死んだわけではございませぬゆえ」
- 曹操
- 「……そうか」
- 郭嘉
- 「はい」
30.相手が敵国に捕われたら?
- 郭嘉
- 「殿の場合、捕われる事なく首を刎ねられそうなものだが……無論、お救いする」
- 曹操
- 「助けに行く。これだけ有能な男なのだ、そう簡単に殺されはしまい」
- 郭嘉
- 「それはなりませぬ」
- 曹操
- 「何故だ?」
- 郭嘉
- 「人質が有効だと思われてしまえば、敵の思う壺です。後に憂いを残しましょう。私は、曹魏の足手まといになるぐらいならば、舌を噛んで死にます。ですので、捕われれば最早生きてはおらぬとお考えくだされ」
- 曹操
- 「――――奉孝」
- 郭嘉
- 「はい」
- 曹操
- 「……いや。お前が攫われぬよう、気をつけておかねばな」
31.死の危険が迫ったとき、相手に残したいものや言葉は?
- 曹操
- 「何も遺さぬよ。遺せば律儀な奉孝の事だ、死ぬまで縛られてしまうだろう」
- 郭嘉
- 「殿…… 私は」
- 曹操
- 「お前は死なぬ。年を重ねた者こそ先に死ぬのが定石だろう?」
- 郭嘉
- 「ですが、」
- 曹操
- 「死なぬと誓え」
- 郭嘉
- 「――――はい」
32.もう二度と会えなくても生きていてくれれば良いですか?
- 曹操
- 「何故会えんのだ。そのような事、私は認めぬ」
- 郭嘉
- 「生きてさえいれば、覇業は潰えぬ。だから、生きておられればそれで良い」
―切ない質問はこの辺で。次からは秘密の質問です。―
33.出逢ったとき身体を重ねる人になると予感しました?
- 曹操
- 「大抵、気に入った者には手をつけているからな」
- 郭嘉
- 「臣下を何とお考えです……!私は考えもしなかった」
34.想いが通ってから身体を重ねるまで。どれくらいの期間?
- 曹操
- 「最初に嫌がられて止めてから、1年ほどか?かなり我慢させられたぞ」
- 郭嘉
- 「想いが通う……通っているのかどうかすら、分からん」
35.初めて一つになった瞬間、何を思いましたか?
- 曹操
- 「悦いな、と(笑)」
- 郭嘉
- 「殿っ! 私は……どうだろう。怖かったように思う」
36.褥に入るときは灯りは?
- 曹操
- 「灯さねば、乱れる奉孝を堪能できんだろう?」
- 郭嘉
- 「ではなく、真っ暗だと間者が襲ってきやすくなってしまうからでしょう!」
- 曹操
- 「まあ、それもあるが」
- 郭嘉
- 「まったく……!」
37.着物は着たまま?それとも全部脱ぎますか?
- 曹操
- 「着たままだ」
- ※この時代では着エロ(笑)が基本だったらしいです。
38.一番気持ちよかった情交はどんなふうでした?
- 曹操
- 「いつも悦いぞ。ただ……そうだな、最近のものとなると……奉孝?」
- 郭嘉
- 「――――」←目と耳を塞いで口をひき結んでいる
- 曹操
- (苦笑)
39.受の方に内緒でお聞きします。褥の中でこんなことをしてくれたらいいのにってことは何ですか?
- 曹操
- 「あれは命じさえすれば、恥じらいながらも何でもするからな……あえて挙げるなら、声を我慢せずあげて欲しいな。今更虎痴を気にしたとて、同じだというに。のう?」
40.攻の方に内緒でお聞きします。褥の中でこんなことをしてくれたらいいのにってことは何ですか?
- 郭嘉
- 「そのようなものは、ないッ!!」
41.野外ではどこまでなさいましたか?
- 郭嘉
- 「な、な……!」(ワナワナ)
- 曹操
- 「そういえば、無いな。昔はよく草むらや庭先でやったものだが。してみるか?」
- 郭嘉
- 「結構です!」
42.どんな体位がお好みでしょう?
- 曹操
- 「騎乗位のように自ら動くものを見ているのは、なかなか良い眺めだな」
- 郭嘉
- 「なっ……も、もう殿とは致しませぬ……!」(ぶるぶる)
- 曹操
- 「そう怒るな奉孝。ん?」
- 郭嘉
- 「うぅ……!」
43.褥の中で相手はいつもと変わりますか?
- 郭嘉
- 「殿は殿のままだ……」
- 曹操
- 「奉孝は、そうだな。いつまで経っても帳の中では生娘のようだ」
- 郭嘉
- 「きっ、生娘などと……!」
- 曹操
- 「良い良い。そういうお前がな、私は好きなのだ」
- 郭嘉
- 「ううっ……」
44.相手が褥の中で許してくれない行為は何でしょう?
- 郭嘉
- 「……口を手で覆うこと……」
- 曹操
- 「3回以上は許してくれんな。翌日の仕事に障るからと」
- 郭嘉
- 「当然ですっ」
45.相手に夜の営みを拒まれたことはありますか?
- 曹操
- 「ないな」
- 郭嘉
- 「……本気でそうお答えですか?」
- 曹操
- 「ははは!口先だけで嫌がる事なら多いがな」
- 郭嘉
- 「く、口先……!」
46.褥の中で声や涙は堪える方ですか?
- 曹操
- 「今まで散々言ってきておろうが。まあ、そんな所がまた愛いのだが」
- 郭嘉
- 「………」
47.ひとりで…したことはありますか?
- 曹操
- 「………あるのか?(にやにや)」
- 郭嘉
- 「ございませぬッ!」
- 曹操
- 「来るもの拒まずで、妻妾の数が収拾つかなくなってしまったからなあ。お前の相手をしてやれる機会が少なくて申し訳ないな(にやにや)」
- 郭嘉
- 「妻妾を大事になさってください。私との戯れなど不要にございます」
- 曹操
- 「……本気で、それを言っているのか?」
48.===
- 郭嘉
- 「――――との?」
- 曹操
- 「多忙な中、暇を見つけてはお前に会いに行く事も、やめよと?」
- 郭嘉
- 「殿、私は、」
- 曹操
- 「私にとってお前がどれだけ大切な存在か、何故分かっておらぬのだ」
- 郭嘉
- 「私は一介の臣下にございます。己の分を見失ってはならぬのです」
- 曹操
- 「ああ、お前は私の軍師だ。軍師で、だが情人だろう。……もっと自惚れよ」
- 郭嘉
- 「殿……」
49.身体を重ねることで愛は深まっていくと思いますか?
- 曹操
- 「私はそう思っている。だからお前を抱く。やめるつもりはないぞ」
- 郭嘉
- 「……出過ぎた事を申しました。私はただ、殿のご意向に従うのみです」
- 曹操
- 「お前な、」
- 郭嘉
- 「私も、それを望んでおりますゆえ」
- 曹操
- 「――――」
50.最後に。お互いに、好きな場所に口づけしてあげてください。
- 曹操
- 「奉孝」
- 郭嘉
- 「はい、殿」
- 曹操
- 「私はずっとお前を、愛しておるぞ」
- 郭嘉
- 「!」
- 曹操
- 「?……どうした、もっと喜ばぬか。……奉孝?」
- 郭嘉
- 「――――」
- 曹操
- 「なに、泣いておるのだ」
- ※絵はまた近いうちに……