- 作成日:2008/04/17
- 奉孝くんと文和くん。授業後のディベート反省会。今回は刑法総論について。
- 文和(賈ク) 23歳・170cm・A型
- 奉孝の同期。弁護士志望。女だらけの家族構成のせいでゲイに。実家が超貧乏な苦学生なのだが、金持ちらしからぬ奉孝とは馬が合っている。世間知らずの彼に常識を教えており、マトモな人間に矯正するべく尽力している。
- 文和自身も彼氏(令明)がいるので、男同士の正しいお付き合いを伝授している。正直、なぜ奉孝が文遠を好きなのか理解できないが、そこは空気を読んで黙っている。初恋は中学時代で張繍先生ですw
- 令明(ホウ徳) 20歳・182cm・O型
- 文和と同棲している料理人志望のフリーター。海外留学の為に貯蓄中。文和とは新宿二丁目のBARで知り合い、中年オヤジにしか興味のない文和を口説きまくった末にゲット。勉強漬けの文和の為、仕事の傍ら家事をこなしている。
- 時折自宅へ勉強しに来る奉孝については、可愛いとは思うが好みとズレているので特に何も思わない。
反省会(in 図書館)の後、話題はITドカタの彼氏の事に……
- 文和
- 「……奉孝、お前は一体文遠殿のどの辺が好きなんだ?」
- 奉孝
- 「ヒゲが立派なのだ…」
- 文和
- 「髭?!Σ」
- 奉孝
- 「私にもあんな風に生えればいいのにと常々思っている(顎をさする)」
- 文和
- (回答になってない上に、理由が意味不明だッ…!!)
- 文和
- 「……そうか。お前は女にもてているようだが、それでも男がいいのか?」
- 奉孝
- 「女性に?まさか。ロクに話しかけられた事すらないんだぞ」
- 文和
- (それは明らかに妹の妨害行為のせいだ!何故気付かんのだコイツは……!)
- 奉孝
- 「正直、好きという感情はよく判らんが、文遠は初めて私のような者を好いてくれたから……」
- 文和
- 「そ、そうか……このような茨の道に走ったのも、ひとえに家族のせいという訳だな」
- 奉孝
- 「? 何故そこで家族が出てくるのだ?」
- 文和
- 「……いや……なんでもない」
- 文和
- 「しかし、好きかどうかも分からん相手と、情にほだされて付き合うのは良くないぞ」
- 奉孝
- 「そう……なのか?」
- 文和
- 「ああ。只でさえ男同士はエイズのリスクがあるのだから、愛がないセックスはよくない」
- 奉孝
- 「文和、男同士でそんな事できる筈がないだろう(真顔)」
- 文和
- (…………まあ、セックスが何かも知らなかった上、乳幼児はコウノトリが運んでくると本気で信じていたあの頃に比べれば、まだ……)
- 文和
- 「好きでもないのに付き合うのは、相手にとっても失礼な話なのだぞ。早めに見極めろよ」
- 奉孝
- 「わかった。(こくん)ありがとう文和」
このパラレルでは郭嘉にツンデレ成分はないらしい。むしろ素直クール。